46 雨が降る仕組み

まずは雨を降らせる雲について!
Q1. 雲の正体は何でしょう?

A1.  雲の正体は、水蒸気です。
水蒸気は目に見えないのですが、上昇気流で上に上って温度が低くなり、水や氷になって集まったものが雲です。

目に見えない水蒸気が、水や氷の粒になったものが、白い雲に見えるのです。

 

Q2. 雲はどこでできるのでしょう?
A2. 主に次の4つです。

上昇気流に乗ってできた雲に溜まった水蒸気が、水滴や氷になりますが最初は小さく上昇気流の影響もあり、すぐに雨になることはありません。水蒸気がどんどん溜まって、水滴が大きく重くなると雪や雨となり地上に落ちてきます。

上空にいくほど気温は低く、地面に近づくほど気温は高くなります。
上空では氷や雪だったものも、地面付近に落ちてくる間にとけてしまい雨になります。日本で降る雨のほとんどが、この氷の粒や雪が落ちてくる間にとけたものだと言われています。
真冬の地面付近も零下近くの状態の時に、雪のまま落ちてきます。